発達っ子、自由遊びが実は苦手?自由の枠組みの中で安心して遊ぶ方法。

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「ママ、ぼくは次に何をすればいい?」
息子はいつも聞いてきました。


皆さん、こんにちは、まろです。


ちょっと思い出してほしいのですが、
皆さん、自由遊びって好きでしたか?


または学校の授業で
「今日は自習」
と言われた時とか。


何しようかワクワクしませんでしたか?

実は発達っ子には、この自由遊びが
苦手な場合があるんです。


今日はそんなお話をお伝えしますね!

自由時間が苦手な理由

発達障がい、特に
ASDの特性を持つ人にとっては
先の見通しがあること」
に安心感が生まれます。



ですが自由時間には
分かりやすい指示があるわけでもなく
どうやって行動すればいいのか
分からなくなってしまうのです。


そうすると不安になってしまい
他のお友達が遊んでいる中
どうしていいか分からず立ち尽くす。


隅っこで座っている。
泣き出してしまう。
教室から出て行ってしまう。

おうちにいる場合は
ずっとママにくっついてしまい
家事の時間が取れない。
ママが休むことができない。



という事が起こりえます。


お互いにストレスが溜まってしまいますね。


せっかくの自由時間を
お子さんが楽しめないなんて
もったいないですよね。

少し例を挙げますね。
・何をすればいいのか分からない
 選択肢が多くて自分で選ぶことが
 難しい。


・終わりが見えない
 いつまで自由なのか
 という見通しが立たないので
 集中力が切れたり、
 不安になったりする。


・自由がプレッシャーに
 自由にしなくちゃ、という
 プレッシャーに繋がります。

最初に息子が
「次はどうすればいい」
と聞いてくるとお伝えしましたが
息子も自由時間が苦手です。


ですが、声掛けやサポートを
変えた結果
遊びの内容を自由に
決めることが出来るようになりました。



その結果私も家事が進んだり
少しだけ一人時間も増えました。

「自由なんだから
 なんでも好きにすればいいのよ」


と思ってしまいがちですが
発達っ子の安心のためには


『自由の枠組みを整える』
という事が大切です。


この中、これとこれからなら
自由に選んで遊んでいいよ
と伝えてあげることです。


具体的にご説明しますね!

枠組みの整え方

ASDの特性のある子が
安心して過ごせるようになるには
いくつかの工夫が必要です。

1.事前にスケジュールを作る
「9時~10時が自由時間」
「長い針が2~12までは
 自由時間だよ」
といった時間を伝えられると
安心します。


また、絵カードや
タイムタイマーの導入も
子どもの視覚支援に有効です。

2.選択肢を絞る
活動をいくつか子どもに見せて
「この中から選んでみよう」
「積み木とお絵描きどっちがいい?」


選択の幅を狭めてあげることで
選びやすくします。


3.終わりの時間を明確にする
自由時間に終わりがあることで
先の見通しが立ち
安心感が生まれます。



タイマーや砂時計を使って、
「この時間は30分で終わるよ」
「この色がなくなれば終わり」


と伝えるのも効果的です。

4.最初は手助けをする
何をしていいか分からず
困っている場合、


「一緒に始めてみようか」
寄り添うことで
最初の一歩を踏み出せます。

自由時間楽しむために

自由時間を楽しむことが出来れば
お子さんの不安の軽減だけでなく
お子さん自身の成長に繋がります。

・あいまいな時間を埋めるサポート
お子さんが
自由時間のあいまいさに
困らないよう少しずつ
「自由の枠組み」を
広げていきます。

・子どもの得意や好きなことを活かす
自由時間で取り組む活動を
子どもの興味や得意にあわせて
選ぶことで楽しく過ごせるようになります。

最後に

いかがでしたでしょうか。
自由時間は発達っ子にとっては
難しい部分もありますが


サポートがあれば
不安な時間から
安心できる時間
へ変えることができます。


発達っ子は
安心できる場所が一番伸びます。


自由の枠組みの中で
自由に遊ぶ子どもを見れたら
最高じゃないですか?

私と一緒に考えましょう!

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