発達障害でも心配しないで大丈夫!希望を持てる未来づくりをしていくための子育て

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「うん、これは、
自閉スペクトラム症に当てはまりますね。」


この言葉を医師に言われた時は
頭を固いものでガツンとされた気分でした。


心のどこかで薄々分かってはいたんです。
ただ、実際に診断されると
思考が止まってしまって。


大混乱。
検索祭り。

心がざわざわする。

「やっぱりそうか…」
「この子は障害者なの?」
「見た目普通なのに?」


私と同じ気持ちになった方
いるんじゃないでしょうか。

今回は子どもが生きていく未来を
明るく照らせる育児が出来るような
お話です。

障害ってなに?

出だしから重い話でしたね。
まずは「障害」について
少し考えてみましょう。


障害って、英語に直すと
意味が2つあるのをご存じですか?


ディスアビリティ(disability)
ディスオーダー(disorder)
です。


ディスアビリティ:身体的欠損や症状が固定化し、回復不可能な場合に使う言葉

ディスオーダー:遺伝子や疾患、
怪我が原因となって起こる体の混乱、錯乱された状態

ここから分かることって
ディスアビリティへの支援は、
失われた機能を補うこと。


ディスオーダーへの支援は、
その人に合うように環境を整えたり、工夫すること。


超簡単に言うと、
「障害にはサポートが必要」
「出来ないって意味じゃない」

という事です!

アメリカでは
障害のある子どもの子とを
children with special needs
(チルドレン ウィズ スペシャルニーズ)
というそうです。


「お子さんには環境を整えたりする
サポートが必要ですよ」
と伝えているんです。

ちょっとワクワクしてきません?


日本だと、発達障害児って言われて
心無い言葉をかけられることだって

あると思うんです。

ここ何年かで
「発達障害」をTVなどのメディアで
公表する芸能人の方が増えてきました。


差別自体は少しずつ改善されてきている
とはいえ、欧米各国と比較しても


日本はいわゆる”普通”
と思っている人たちのの関係が
良好だとは言えません。

だって
「発達障害の子が生まれたのは
お前のせい」
「何でちゃんと産まないんだ」
「お前がちゃんとしないから」


なんてママが責められた、
ってお話、たくさん聞きますもん。

少し熱く語ってしまいましたが、
整理をすると、お子さんが
「発達障害」と言われて混乱するのは


「障害」
という言葉にある
ネガティブな情報のせいで
お子さんの未来に希望が持てなくなった
からだったのです。


またその一方で診断を受けたことで
安心したママもいます。
「ここで相談できる」
「子どもがどんな状態なのかわかる」
「どうしたらいいのか分かる」

発達診断は特性だけではなく、
本人の生きづらさや困りごとを加味して
診断される傾向があります。


息子の主治医からは
「特性があっても
生活に困ってなくて、
本人も周囲も困ってなければ
それは『障害』とは言いませんよ」


と言われました。

つまり、先天的に脳の障害があっても
本人が困っておらず
日常生活にも困りごとがなければ


「発達障害やグレーゾーン」
ではないという事です。


正直、その時は
「マジで?」
「また先生がなんか言ってるよ~」
位にしか思っていませんでした。

でも、普通と障害の明確な線引きって
ありませんよね。


困りごとと個性の線引きも
分かりません。


困りごとって、主観的なことなですよね。


パパとママとの間でも
「困ってる」の違いがあったりしませんか?

だから心配しなくていいんです!

先にも話した通り、
発達に偏りがあったからといって


必ずしも「発達障害」
というわけではありません。


では、なぜ、我々ママは
子どもの将来に
不安を感じてしまうんでしょうか?

それは、日本という社会の
影響が大きいのです。


この社会において
集団生活の場では協調性が重視され


「言わなくても分かる」
「空気が読める」
という事を求められますよね。


だからこそ不安になるんです。


でも大丈夫。
ママの考えや接し方、
お子さんの周囲の環境の整え方次第で
お子さんの困りごとはずっと減らせます!

子どもの脳はとても柔軟。
いくらでも変わります。

周囲から入ってくる
刺激・情報・環境によって、
その子どもの発達の仕方もそれぞれなのです。

もちろん、
発達のスピードには個人差はあります。

でも発達しない脳はありません


発達っ子って
あるときから爆発的に加速す
こと、結構多いんです。

人はそれぞれ見た目が違うように
脳にも個性があるのは当たり前

だからこそ、
苦手や困りごとを
減らしてあげることができれば、
発達障害は障害じゃなくなるんです。


「治りません」って言われると
突き放された気分になりますよね。


でも、ほんの100年前まで
日本でメガネは超高級品。


明治時代に入ってから
量産されるようになったんです。


それまで目が悪い人は
障害とされていた時代もあります。



目が悪ければ
眼鏡やコンタクトをするように


障害だって程度に合わせた支援で
障害じゃなくなるんです。


有名人もそうですよね。
エジソンやアインシュタインなどの偉人


オリンピック金メダル獲得数1位の
マイケルフェルプスは9歳の時に
ADHDと診断されているそうですし


トムクルーズは台本が読めない
困りごとを変えているそうですし


発達に凸凹があっても
社会で活躍している人は沢山います!

お子さんの特性は
最強の才能に直結しているんです。

大事なことを言いますね。


障害があろうがなかろうが
今あなたの目の前にいる
お子さんには


この子だけのオーダーメイドの
子育てが必要です。


それを作れるのは
お子さんの一番近くにいる
あなただけです。

落ち込む気持ち、
本当によくわかります。

私もそうでした。

『発達障害』というワードは
強すぎます。

でも、この診断のおかげで
これから子どもをどう育てていくか
を考えるきっかけにもなりました。


がんばりすぎず
毎日のお子さんの成長を楽しみませんか?

お子さんは満面の笑顔で
ママに応えてくれますよ。

お子さんの特性に合わせた支援
私と一緒に考えていきましょう!

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