予防接種で大パニック。針が曲がって何度も注射した、息子との関わりで学んだこと。

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毎年冬の時期になると、
インフルエンザの予防接種の話題が
上がってきますよね。

我が家の息子は3歳の頃、
インフルエンザの予防接種で
行ったクリニックで
大パニックを起こし、大暴れをして
トータル5回刺しています。

当時はまだ息子に診断がついておらず
説明しているのになんでこんなに
暴れるのかわからない。

他の子供は泣いてもママ一人の付き添いで
何とか注射出来ていたのに、
息子は大人5人で抑えました。

何よりパニックなのに
何度も注射されている息子に
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

そんな息子の予防接種から
学んだことを、今日はお伝えしたいと思います。

予防接種は2回ある。

皆さんご存知ですよね。
インフルエンザの予防接種って
子どもは2回やらなきゃいけないんです。

なのでもう一度注射に
行かなきゃいけなかったんですが
私は行くかやめておくかかなり悩みました。

前回あれだけ暴れた注射を
もう一度この子にするのか、
そこまでしてインフルエンザを
予防する意味があるのか、
と夫と話し合いました。

話し合いを行った結果は
やはりやったほうがいいだろう
と言うところに落ち着きました。

さぁそうなってくると
息子の予防接種に対する気持ちを
聞かなければなりません。

実際に私たちがどんなふうに
予防接種の対応したのか
お伝えしていきます。

まず最初に息子に
「ここにチックンしたの覚えてる?」
と聞きました。

それだけで息子は思い出して泣き出します。
「いたかったの、こわかったの」
そんな言葉がポロポロと出てきました。

パニックにはなってなさそうだったので
そのままお話を続けてみました。

痛かったよね。怖かったよね。よくがんばったと思う。
これね。もう一回やらなきゃいけないんだ。

「いや!」もちろん息子からはそんな返事があります。

「痛いよね。やだよね。
でもやんなきゃいけないんだ。」
と抱きしめながらなだめると20分程度で
徐々に泣き止んできました。


まず息子に予防接種の絵本を用意しました。
インフルエンザっていう怖いお風邪のウィルスがいる。

そいつをやっつけるためには注射がいい。
その注射はやっぱり痛いけど、
息子がお熱が出たり苦しくなったり辛くなるのは
ママは嫌だから大事な注射をやってほしいです。

というように伝えたところ、
息子は絵本の絵を見ながら
「このばい菌はあぶないの?注射でやっつけられる?」
と聞いてきたので、、そうだよ、と答えました。

すると30秒ぐらい考えた後に息子が
「わかった。僕頑張る。」
と言ってくれたので、
私は2度目の予防接種の予約をすることにしたのです。

いざ2回目の予防接種へ

前回の記憶も冷めやらぬまま
私たちは2回目の予防接種のため、
クリニックへ向かいました。

実際には予約の段階で、
前回大暴れをして
注射を5回も打つことになった、
と言う説明をしました。

また、ほかの患者様のご迷惑にならないように
可能であれば別室の用意を依頼しました。

そして、パパにも休みを取ってもらい、
安心できるパパとママ両方が
揃っている状況を作りました。

そして息子には事前にさらに説明をしました。

ここに注射する、痛いものだけど
暴れたら危ない。泣いてもいいけど暴れない。
ママとパパが一緒にいるから大丈夫。息子を守るよ。
息子と一緒にばい菌やっつけるためにパパも注射するよ。

と息子を安心させる言葉を沢山伝えました。
息子は不安でたまらないようでしたが、
パパに抱っこしてもらっているので、
パニックにはならずに済んでいました。

ですが、いざ注射が運ばれてきたときは
前回を思い出し、もうパニックでした。
「いやだ、怖い、帰りたい!」

ですが前回と違う点は
パパに抱っこされて少し安心していること。
泣きながらこちらを見て
「もう終わるの?」
と聞いてきたのです。

するとお医者さんがすかさず
「10数えたら終わりだよ~」と言ってくれました。

途端に息子がピタッと泣き止みました。
「じゃあがんばる。」

びっくりでした。
そのあと本当に息子はパニックを起こさずに
頑張って注射を受け、
淡々とご褒美のスーパーボールをもらっていたのです。

私が学んだこと

後になって気がつきましたが
息子には見通しが必要だったんです。

どのぐらい我慢すれば
この痛い注射が終わるのか、
見通しがないことで
息子は不安でいっぱいだったんです。

私はそこに気がつかなかったので、
ただひたすらパニックを起こさないこと
そして押さえつけることしか
考えていませんでした。

どのぐらいで終わるのかさえ見通しがつけば、
息子には抑える必要はなかったんです。

翌年診断がついてから息子には
10数える間に終わる、30の間に終わる。

そんな感じで見通しをつけてあげると
大人5人で押さえつける必要はなく、
私1人でも予防接種に行くことが
できるようになりました。

最後に

息子としては最初に大暴れして、
注射を何回も受けたことが
かなりトラウマだったらしく、
同じクリニックに行く事はまだできていません。

そしてそのクリニックの前を通るたびに
僕ここで大暴れしたね。
たくさん注射したね。


と今でも話すことがあります。
嫌な思い出を息子に残してしまった事は
私の反省点です。

息子の様子を観察し、
息子の不安をどうやったら取り除けるのかな
という部分を見ておけば、
息子のトラウマを
1つ減らせることができたのかなと考えた出来事です。

我が家の一例ですが、
参考になれば嬉しいです。

先の見通しの立て方について
もっと知りたい、というママは
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