これって私だけ？
発達っ子のこだわり
「面倒くさい！！！！」
と思っていたの。
私の息子は思い通りにいかないと
たいていかんしゃくか
ぐずりが入ります。
少し会話が通じる今でも
こだわりからくる
かんしゃく対応
しんどいなあ…
と思います。
地雷⇒即かんしゃく
の頃は、
息子のこだわりを
崩さないように
日々気を使っていました。
こだわる理由より
こだわりを出さないことに
意識を使っていました。
ただ、そのこだわりって
どこから来るんでしょう？
今回はこだわり
について深掘り！
こだわりの強さについて
・マイルールにこだわる
・一番になることにこだわる
・勝ち負けにこだわる
・次の行動へ切り替えができない
・初めての場所や物への不安
・興味関心が強すぎる
・失敗が許せない
このようにこだわりの強い子は
自分のやり方や考え方に
固執して、どんな状況でも
それを押し通そうとします。
そんなところに
「育てにくさ」
を感じてしまいますよね。
ASDの息子もこだわりが強く
じゃんけんで負けただけでも
かんしゃくを起こしていました。
一度かんしゃくを起こすと
ずっと引きずります。
そのため、
細心の注意を払って
息子の出す手を見極めながら
じゃんけんをしていました。
まだ言葉をうまく話せないうちは
何で泣いているのか
分からずこちらが疲弊することも。
そこで息子のこだわるものを
視界から隠したり、
そもそも勝負自体を
避けてみたりしました。
しかりこだわり行動は
強くなる一方でした。
こだわり対応が難しい理由として
こだわりの種類や程度が
人それぞれであり、
同じものがないという事があります。
つまり、ケースバイケースで
対応する必要があるため、
育児書通りに対応しても
上手くいかないことが多いです。
この厄介なこだわり。
「じゃあどうすんのよー！」
というお声が聞こえてきます！
お任せ下さい。
厄介なこだわりを
最強の個性に変えてしまう技
ご紹介します！
まずは理由を探す
はじめに、つよいこだわりの
理由探しをします。
・融通が利かない
・遊びが終えられず切り替えられない
・思い通りいいかないとかんしゃく
・親の言う事を聞いてくれない
等、無限に上がるこだわり。
しかし、彼らが
「なぜ」
こだわっているのか
その理由はご存じでしょうか？
ここが分からないと
こだわりに対しての代替案を
出せなくなってしまいます。
逆に言えばこだわりの理由が分かれば
代替案を出すことができ
こだわり自体、消してしまうことが
出来るのです！
1つ目
興味関心を追求したいからおこるこだわり
・宇宙、数字などの特定のテーマへの興味
・特定の音や水遊びなどの感覚を
刺激する行為を好むなど、本人が興味を持っ
たものへの集中。
2つ目
感覚過敏が原因でこだわる
・特定の服以外着れない
・音や光の感じ方に敏感で
特定の場所へ行けない
・味覚が敏感で特定の物以外食べられない
等、本人の意思で調整しづらいもの
3つ目
・毎回同じ服で安心する
・初めての場所は不安で行きたくない
・見通しが持てず、同じやり方にこだわる
等、自分を安心させるための反応の
ようなものがあげられます。
4つ目
・勝負には必ず勝たないといけない
・一番でなければならない
・失敗したくない
等、白黒思考で脳の特性が絡んでいるもの。
息子はここのこだわりが一番強いです。
このようにこだわりの理由を
知ることが解決の第一歩になります。
こだわりを才能に変えるには？
次に理由を踏まえたうえで
どうやって対応するべきかを
ご紹介します。
1つ目の
興味関心からくるこだわりを
育ててあげることです！
不安からくるこだわりや
脳の特性からくるこだわり、
感覚過敏からくるこだわりは
解消してあげる必要があります。
本人が苦しく感じていたり
生きづらさの原因に
なるからです。
本人の意思では
どうしようもないことが多いもの。
努力や根性ではなく
長い目で付き合っていく
必要があります。
こだわりの理由を観察し
代替案の選択肢を出すことで
自然と和らぐことが多いです。
一方で1つ目の
興味関心からくるこだわりは
やめさせずにとことん
付き合いましょう！
数字や時刻表など
理解できないからと切り捨てずに
親子で一緒に楽しむことで
子どもの世界観や行動力が
広がります。
こだわりを磨くことで
才能に変わる事例は
スティーブジョブズや
エジソンなどが有名です。
もし、彼らの異常なまでの
こだわりを無理やり辞めさせていたら
才能をが開花することはなかったでしょう。
もしかしたら身近には
感じられないかもしれませんが
興味関心からくるこだわりは
必ず彼らの身を助けます！
例えば、数字が大好きな子。
こだわりを一緒に楽しんで
数学オリンピックまで
出るようになった方もいますよね。
海の生き物が大好きで
観察をずっとしていた結果
新種を見つけたり…
こだわりって実はその子の
最高の個性で強みなんです。
親としては子どものこだわりは
受け入れ、一緒に楽しみましょう！
そうすることで
子どもは自分自身を受け入れ
自信をもって成長できます。
最後に
いかがでしょうか。
こだわりを最強の個性に変える育児術。
ぜひ皆さんもやってみてくださいね！
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