「ちゃんと座りなさい!」
「背中、ピーンだよ!」
ご飯の時にこんな声掛けをしていませんか?
保育園や幼稚園の参観日。
ドキドキして見に行けば
そこには床に寝転がっている我が子が!
ああ、何てこと。
ちゃんと座るように言わなきゃ!!
ちょっとお待ちください!
それ、お子さんのせいじゃないんです!
体幹が弱いせいなんです!!!
今日は体幹の鍛え方の話を
お伝えしますね!
体幹ってただ筋肉を鍛えるだけじゃないんです
発達障害を持つ子の体がぐにゃぐにゃしている。
体が柔らかい。
これ、実は体幹が弱いせいなんです。
体幹は、立ったり座ったりする
基本的な姿勢を保つために重要な
筋肉です。
3歳ころはまだ体幹が弱いため
バランスや姿勢のを維持することが
難しいことがあります。
ただこの体幹がしっかりしていると
遊びや運動の動きがスムーズになり、
バランスを崩して転ぶような
怪我も減ります。
また体幹を鍛えることで
体幹を支えることに意識を割かなくて
よくなるため、集中力も増します。
そのためすぐに寝転んでしまう子
というのは体幹が弱く
姿勢が保てないから
という子理由で寝転がっている子も
いるのです。
ではなぜ体幹が弱いのか?
発達障がいは生まれつき脳の機能に
障害がある状態です。
脳からの指令がうまく筋肉に伝わらず
動きがスムーズに行われないことがあります。
そのため体のコントロールが難しく
走る、ジャンプするといった運動が
苦手な子も多いです。
結果、体がぐにゃぐにゃして見えるんです。
何をすればいいの?
では何をすれば体幹が鍛えられるのでしょうか。
結論、遊びながら鍛えましょう!
体幹トレーニングは毎日のルーティンに
組み込み、遊びながら行うことが効果的です。
体幹を意識した遊びには
ジャンプや転がる運動
登ったりと
体全体を力を使うことが
効果的です。
例えばクッションやマットの上で
バランスをとってみたり
パパやママがお馬さんになって
お子さんにまたがってもらって
落ちないようにするだけでも
体幹は鍛えられます。
まずはこれしてみよう!
体幹トレーニングでは
バランスボールや
トランポリンが有効です。
ですが今回は、
今日からすぐに取り組める!
(ほぼ)無料だけど
親の体力を使わざるを得ない(笑)
体幹トレーニングについて
少しご紹介しますね。
・クッションバランス
床にクッションを置き、
その上に立ってバランスをとる遊び
クッションからクッションへ
飛び移ってみるのも面白いです!
息子の場合は
「下は、マグマだ!気を付けて!」
と言いながら何往復もクッションに
飛び移っていましたよ。
・だるまさんがころんだ
後ろを振り返ってひねる動き
声に合わせて止まって姿勢を保持する動き
急いで動く
という動きが絡み合っていて
意外と体幹トレーニングになりますよ。
・動物歩き
犬や猫、カエルさんなど
動物になりきります。
両手と両足で歩く力
ジャンプする力などで
体幹の刺激になります。
・タオルクライミング
これは我が家でかなりブームになりました。
丈夫なタオルを
大人が胸のあたりでしっかり持ちます。
それを子どもが大人の体を
足場にしながらよじ登る
というものです。
翌日親の筋肉痛待ったなしなんですが
子どもからは大好評でした。
落ちても大丈夫なように
下にマットや布団を敷いて下さいね。
平均台やスラックライン
ブランコも体幹を鍛えるには
効果的です。
ポイントは、短い時間から
取り組みむことです。
5分程度の遊びからで十分です。
「この遊び、楽しい!」
と思ってもらうことで
習慣化していきます。
体を鍛える、訓練する
という意識より
「遊びの延長」と
考えた方がお子さんも
ママも無理なく取り組めますよ。
さいごに
いかがでしょうか。
お子さんの体幹を鍛える遊び
今すぐできそうなものばかりじゃ
ないですか?
ぜひ、遊びから取り入れて下さいね!
公式ラインや
インスタグラムでも
体幹トレーニングについて
発信しています。
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